投資信託の購入・売却

信託報酬・信託財産留保額とは


■ 目論見書の中で信託報酬と信託財産留保額がありますが・・・                          


   信託報酬と信託財産留保額とは何でしょうか?
   信託報酬の「 報酬 」だけの意味を考えると、「 労働の対価として得る金銭・物品 」とあります。
   と、言うことは労働しているとあるので運用者への対価となるのでしょうか?
   信託財産留保額とは? 「 留保 」とは? 「 その状況を「留めて」、それを「保つ」こと 」となります。
   今、ここでは一文字の意味だけを拾いましたが、信託報酬と信託財産留保額について以下にまとめてみました。
   

   ■ 信託報酬とは                                    


   投資信託を運用する投信会社や販売した証券会社などが毎年受け取る手数料のことをいいます。
   投資信託の運用に関する手数料で、運用財産から自動的に差し引かれています。
   信託報酬の中身をさらに詳細に述べると、運用会社販売会社管理会社がそれぞれの報酬として受け取る手数料
   です。
   投資している期間は毎日徴収されています。


   ノーロード投資信託でも販売手数料はかかりませんが、信託報酬は徴収されるので覚えておいてください。
   また、信託報酬は投資する投資信託により手数料が異なります。
   「 目論見書 」に記載あるので確認をお勧めします。


   ■ 信託報酬の計算方法                                 

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   信託報酬とは上記でも述べたとおり保有している投資信託を管理するのに掛かる
   手数料のことです。
   基本的に信託報酬は必ずかかり、無料ではありません。
   また、投資信託は価格が変動する商品です。
   よって、毎日「 純資産額 」に対して毎日信託報酬が課せられることになり、
   信託報酬は保有金額の数%かかり、その値を365日で割った分が毎日引かれていくということです。


   【 例 】
  
   
   例えば110万円分の投資信託を保有していて、その投資信託の信託報酬が1.0%の場合、次のような手数料が
   毎日掛かります。


    1,100,000 × 0.01 ÷ 365日 = 30.1369・・・  


   となり30円が毎日徴収されることになりますが、価格が変動する商品なので、明日は115万円となった場合は


    1,150,000 × 0.01 ÷ 365日 =31.5068・・・ 


   32円が徴収されます。 


   ※上記計算は変動した場合の例題になるので、投資信託の変動がなかった場合は毎日1.0%の信託報酬が引かれて
    いることになりますよ。


   ■ 信託財産留保額とは                                 


   追加購入や途中解約の際に発生する手数料のことです。

   契約期間中に解約した場合、投資家に支払う現金を用意しなければなりません。
   現金を用意するにあたり、保有している株式や債券を売却しなければなりません。
   この場合、投資信託会社は売却手数料を支払いますが、そのままでは残された投資家がこの手数料を負担することに
   なってしまいます。
   そのかかったコストを負担してもうらうということになります。

   投資信託を解約した場合にかかる手数料を信託財産留保額といいます。


   
   ■ 信託財産留保額の計算方法                              


   繰り返しますが、投資信託によって異なっています。


   【 例 】
   

   換金時基準価額1万口当たり12,000円とし信託財産留保額0.3%
   保有口数100万口の株式投資信託の場合


   保有口数総額
    12,000円 × ( 100万口 ÷ 1万口 )= 1,200千円 


   信託財産留保額
    1,200千円 × 0.3% = 3,600円 


   戻ってくるお金
    1,200千円 ? 3,600円 = 11,996,400円 


   ※一般的な信託財産留保額の手数料コストは資金の0.1%から0.5%程度らしいです。
   

   


FX取引の注意点